糖尿病になったあの日

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雑記

どうも、人生って本当にわからない、そう思う小兎です

以前からブログのほうでは私自身持病があることをそれとなく載せてはいました

今日はその話をしたいと思います

題名からおわかりの通り、私の持病は糖尿病です

ちなみにⅠ型です

糖尿病にはⅠ型とⅡ型があります

みなさまがよく知っているのが、Ⅱ型のいわゆる高齢者がなったり、生活習慣病で発症するやつ

そしてⅠ型は何が原因かわからないが膵臓に菌が入り、膵臓の機能が低下し血糖値を下げるホルモンが出なくなる病気です

Ⅰ型は比較的若い人に発症しやすく、有名な人で阪神タイガースの岩田投手なんかがそうですね

岩田投手は高校生で発症しておりますが、上手くコントールしながらプロ野球選手にまでなっております

私は26歳の夏に発症しました

当時はⅡ型?かもみたいな診断でしたが、今はⅠ型ということで治療しています

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はじまりは十円ハゲ

ある日、友達に誘われて夜勤明けのだるい体に鞭を打ちながら、競馬を見に競馬場にいくことになりました

眠いな〜と思いながらも友達とわいわい競馬を観戦して、楽しくやっていました

そして、夕方になり眠気の限界になり、帰宅することに

帰ってすぐにシャワーを浴びることにして、洗髪をしていた時です

ん?あれ!?ハゲてる!!

じ、じゅ、十円ハゲができてる!

円形脱毛症のイラスト

風呂場の鏡で絶句したことを覚えています

初十円ハゲに息を飲みました

そ、そんなに自分はストレスを抱えていたのか!

すぐに風呂からあがり、親に報告する

私「十円ハゲができた」

母「え!?なんでや、あんたそんなにしんどい思いしてんのか?」

私「そんなつもりないけど、なんでやろ」

不安な私に、心配する母

とにかくやるせない気持ちでした

でも、小さいし、一つだけやし、髪の毛長いほうやから隠せるやろ

くらいで考えていたのですが

数日後、もう一個できたのです

さすがにかなり心配した母が、いろいろ調べた結果、十円ハゲには鍼治療が良いということで、早速近くの鍼灸院に行ってみました

そこの先生も鍼は十円ハゲに良いと言い、やさしそうな先生でしばらく通うことにしたのです

しかし、依然毛は生えてこない

むしろ広がっていく

そして、数も増える

私は寝れない夜を過ごしていました

はじめの十円ハゲが見つかってから1ヶ月くらいたつと、ハゲの数は5つくらいになり、朝起きると枕が抜けた毛で真っ黒に

風呂に入っても私の毛ですぐに排水溝がつまる始末

親も心配で寝れない日々が続いていました

なんなんだ一体、そんなに私はストレスを抱えているのか

もうその頃には自分の髪の毛でハゲを隠すのは限界でした

一目で十円ハゲがわかり、仕事中も本当に苦痛でした

というか、もう十円ハゲレベルではなっくなっていたいたのです

しかし働くしかない

周りの目も気になる、抜ける毛も気になる、生えてこない、どうしよう

これが私の糖尿生活の序章です

多飲多尿

十円ハゲが5〜6つくらいでき始め、一つのハゲが十円ではおさまらなず500円玉級に広がりだしたころ、私は夜中に5、6回トイレにいくようになりました

そして、喉の渇きがとまらない

水分補給をする人のイラスト(男性)

やばいときでは500mlのペットボトルを一気飲みするくらいの勢いでした

日中のトイレとトレイの感覚も1時間もたない状態

トイレが怖い子供のイラスト

私は介護施設で働いており、ある程度糖尿病の知識もあり多飲多尿がその一つであることもわかっていました

なので、もしかしたらという考えは一応頭にはあったのですが、怖くて病院には行けなかったのです

そうして、寝不足、抜け毛、ストレスと最悪な日々を過ごしているうちにめまいや意識が飛びそうな状態まで体が悪化していきます

やばい時では、一瞬気が飛ぶことも

これはそろそろ本格的にやばいと思っていたある日の午後、その日は夜勤で夕方の5時くらいに出勤したのですが、8月の暑い日で、バスから降りて職場まで5分ちょい歩いただけなのに体力の限界と滝のような汗がでてきて、さすがに施設の看護師さんに「しんどい」と打ち明けたのです

夏バテのイラスト「倒れる男の子」

するとすぐにでも病院に行くように言われ、近くの病院に行きました

そして最近の体の状態を説明すると、すぐにでも血液検査を受けるように言われ、検査をしました

その日は水曜日で、結果は来週の月曜日になるからまた来てくれということでした

もちろんその日は夜勤を休み、家に帰ったのですが検査の結果が気になり落ち着かない時間を過ごしていました

糖尿病です

来週の月曜日まで待つのか、しんどいなと思っていた金曜日

突然検査を受けた病院から電話がかかってきました

病院「今から来てください」

来週と言っていたのにこんなに早く電話がかかってくるなんて絶対悪いんだ

そう思いました

すぐに病院に行き、結果を聞く

先生「小兎さん、だいぶ悪い状態です。血糖値が800あります。すぐに専門の医者に行ってください」

と紹介状を書いてもらい、その日のうちに専門の病院にいくことに

いあyい

いやいや、待ってよ、心の整理ついてないよ

糖尿病でしょ?慢性の病気でしょ?治らないんでしょ?そんな簡単に言わないでよ、メンタル考えてよ、まだ26歳ですよ

そんな思いでしたが、事は待ってはくれません

次の病院でも検査を受け、はっきりと

「糖尿病です」といわれる

シリアスな問診のイラスト

今思えば血糖値800ってやばいよ

正常値は80〜120ですよ

異常ですよ

私はその後すぐに入院しました

入院生活

3週間の入院を言い渡され、実家近くの病院に入院することになりました

治療がはじまり、インシュリン注射を打ち出します

1週間くらい治療すると10kgほど落ちていた体重は半分くらい元に戻り、抜け毛がなくなりました

ただ辛かったのは食事量です

今まで食べ盛りの男のだったので、いきなり質素な食生活になり腹は減るし、間食もだめ、飲める飲み物もカロリーがないお茶や水、コーヒーはブラックのみ

お腹が空いた子供のイラスト(男の子)

つらい入院生活でした

というか、こういう生活をこの先ずっと続けていくかもしれないと思うと本当に辛かったのです

友人や職場の人たちが毎日のようにお見舞いに来てくださり、励ましたくれました

仕事終わりによってくれる方や、仕事前に来てくれる人、遠方からきてくれる友人、本当にありがたかったです

嬉しかったのは私に気を使わず、複数人で来てくれた人たちが「この後俺ら焼肉行ってくるわ!」と気を使ってないアピールをしてくれることでした(まじで行ったみたい)

そんなこんなで、3週間の入院生活が終わり、自宅に帰り、ここからは1ヶ月に1度の受診をしながら一生糖尿病と付き合っていかなければなりません

さあ、糖尿生活のはじまりです

今の生活は

8年経った今、もちろん治療は続けております

幸せなことに、私と結婚してくれた人と出会うこともできました

奇跡です

そう思っています

まだまだ長い人生、ずっとこの病気と付き合っていかなければなりません

気を抜けばすぐに数値に現れる病気です

正直入院生活の時ほど食事に気をつかったりはしていませんが、だいぶ自制しています

ただ、病気なる前ほど胃は大きくありません

ちなみ私は糖尿以前は172cmの体重60kgと普通の体型でした

今は食事も制限しているので、54kgです

まだまだ書きたいですが、多くなりそうなので、また別の機会に書きます

糖尿病大変な病気です

合併症も怖いです

みなさんも気をつけてください

体に違和感があればすぐに病院に行きましょう

ではでは

おやすみ

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