どうも、やる気を起こすために幸福ホルモン注入してる、小兎です
季節の変わり目で体が重たい、やる気が出ない、そんな人も多いと思います
そんな方のために自分のやる気スイッチの押し方を話していこうと思います
幸せホルモン
一度は聞いたことがあると思いますが、人間の中には幸せホルモンというものがあります
実際にはドーパミンとかセロトニンという名のホルモンがこの幸せホルモンと呼ばれます
そして、そのホルモンたちはやる気を運んでくれます
この季節、日照時間が短くなり、その事によってセロトニンの分泌が減り、やる気が起こらず、その為動く事が億劫になり、活動量が減る事でドーパミンの分泌は減ります
この悪循環がやる気が出ない理由の一つです
では、どうすればやる気が出るのか
まず、日照時間は我々の力ではどうにもできない自然の掟なので
今回はドーパミンを増やす事に着目していきたいと思います
側坐核こそやる気スイッチ
このドーパミンですが、今やテレビや本ではよく耳にする幸せホルモンの一つとなりました
では、ドーパミンってどこから放出されるの?
それは、側坐核です
あ
側坐核?
側坐核は脳の線条体という部分にあります
場所で言えば、前頭前野の後ろ側、脳の中心やや下らへんにあります
この側坐核が刺激されることによって、ドーパミンが放出されます
あ
なんだ、そんなことか、それなら側坐核をポチッと押して
ポチッ!
おうーー!やる気が湧いてくるぜー!
とは、いきまへん
あ
当たり前ですが、物理的に刺激することは無理です
なので、そんな側坐核の刺激方法についてもみていきたいと思います
側坐核とはいわゆる報酬とか快楽を感じる場所です
ここが刺激されると快感や幸せを感じます
ただ、ここを刺激するためにいくつか方法があります
側坐核を刺激する
まず一つ目は、「実際に行動する」ことです
側坐核はいきなり力を発揮できるものではありません
よし、勉強しよう!
スイッチオン!
おうー!
とは、ならないのです
徐々に力を発揮していく部位なので、実際に行動し始めは、まだまだやる気が起こりません
なので、行動するならまずは自分にとって抵抗の低いものから始めていきます
みなさんも嫌々やり始めた勉強や仕事が、時間が経つにつれて流れに乗り始めて、結局長い時間集中していたっていうことがあると思います
それが側坐核の効果です
どこかの時点でやる気スイッチがオンになってドーパミンが放出された証拠です
なので、まずは体を起こして行動に移す、それが肝心なのです
そして、次は「自分に報酬を与える」ことです
これは自分の好きなご飯を食べたり、趣味をしたりすることで側坐核が刺激されて、ドーパミンが放出されます
これはなんとなく想像がつきますよね
美味しいものを食べていたり、好きなことをしているときは気分良くなりますもんね
では、どのタイミングで自分にご褒美や報酬を与えればよいのでしょうか
それは、仕事や勉強をした後に用意しておくのがベストでしょう
辛い仕事や勉強の後に、褒美や報酬があると思うとパフォーマンスが上がるという結果が得られると言われています
それこそが、やる気スイッチなのです
この報酬は物以外でも効果はあります
それは自分を褒めることです
物がない時は自分で自分を褒めましょう
今日の自分に精神的な報酬をあげましょう
それだけでも、ドーパミンが放出されます
音楽の力
さらに、「音楽を聴きながら作業する」ことでもパフォーマンスはあがります
これも誰もが経験のあることだと思います
自分の好きな曲を聴くと、気持ちが上がりますよね
「ロッキーのテーマ」を聞いた時に、体を鍛えたくなり、なんか強くなれそうになる
あの気持ちです
これは研究もされていて、実際に好きでない音楽と好きな曲を聴きながら同じ作業をした群に分けた時にどちらのほうが効率がよかったかを調べた時に、好きな音楽を聞いた群がより効果を発揮したとのことです
なので、気持ちが落ち込んでいる時に好きな音楽を聴くのはとてもいいことなんですよ
好きな音楽を聴いて、側坐核を刺激していきましょう!
ドーパミン出していきましょう
側坐核は「慣れ」が怖い
ただ一つ、要注意なのが、この側坐核には「慣れ」が生じることです
すなわち、幸せに「慣れる」のです
例えば、毎日仕事の後に自分へのご褒美として、ケーキを食べるとします
そして、始めの方は幸せを感じていても、そのうち「慣れてきて」飽きがきます
そうすると、さらなる幸せを求めます
その幸せが、ケーキ2個か高級スイーツかはわかりませんが、今まで以上の幸せを求めることによって、自分を崩壊しかねません
ギャンブルで1万当たった方が、次は10万、その次は100万などさらに高額を目指し、最終的に借金をするまでに至るようなものです
毎日好きな同じ曲を聴けば飽きます
毎日焼肉を食べれば、飽きます
なので、報酬はなるべく低く設定しておき、そして、頻度を少なくすることがいいのではないでしょうか
これは調整が難しいのですが、貧しい状態を保つことで、たまの褒美が大きな幸福感をもたらすといった感じでしょうか
それを考えると報酬も大切ですが、まずは「体を動かす」ことから始めていくのが良いでしょう
まとめ:側坐核を刺激して、ストレス社会を乗り越えよう
側坐核の刺激方法は
- 実際に行動すること
- 報酬を自分に与える
- 好きな音楽を聴く
となります
現在、コロナ禍であったり、世間も不景気で、ブラック企業等もまだまだ多い世の中
ストレスもふんだんにたまるでしょう
そして、億劫になり体を動かさずに家に閉じこもり、側坐核が刺激されず、ドーパミンの分泌が減り、悪ければうつとなります
そうならないために、できるだけ行動に移しましょう
好きなものを食べて、側坐核を刺激しましょう
そして、好きな音楽を聴いてリフレッシュしましょう
あ、そうそう、側坐核が覚醒するとドーパミンが放出されるのですが、やりすぎると眠れなくなるという研究結果も出てるので、できれば寝る前に好きな音楽を聴いてテンションを上げるのはやめておきましょう
というわけで、自分のやる気スイッチがどこにあるかわかったでしょうか
そして、そのスイッチを押す方法もわかったでしょう
あ
ではでは
おやすみ
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