人は見た目によらない

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雑記

野菜が傷みだすのが早い季節になってきましたね

先日豚汁を作った時に人参が黒くなっており、なんとか前もって買っておいた新しい方を使い事なきを得た小兎です

さらに私は豚汁を作っているのに、こんにゃくの湯通しするために湯を沸かしている鍋で味噌汁を作ろうとしていました

人間も傷み出しています

この暑さまだ暑くなるの?

やめてー

そんなとある暑い日の出来事を一つ

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夜勤はつらいのよ

眠い朝礼のイラスト(私服)

私は以前介護施設で勤務しており、夜勤の仕事もしていました

時間は17時〜翌朝の10時半までを二日分の勤務をして、その日と次の日は休みという勤務形態

当時は車通勤ができず、バイクも持っていない私は隣町の職場までバスを利用していました

私の地元は街中なのでバスの本数は多いのですが、交通の状況で時間通りにバスがバス停に来ないことも度々

暑い中バス停で待っており

「暑い、来ない、しんどい、夜勤前に無駄な体力は使いたくないのに」と思いながらバスを待つ

そして、15分くらい待ちやっとバスがきた

「よし、片道25分座って涼しいバスの中でゆっくりするか」

と思いきやバスの中はパンパン

夏のとあるイベントがあり、その帰りの人たちが帰宅する時間と私の出勤時間が被り

もう最悪

乗り込み周りを見渡せど空席はなし

座っている人の中には真面目そうな制服のメガネ君二人ほど、イベントからの帰りで気分高揚している若者がたくさん、親子連れ、ほとんどがイベント帰りなのでしょう

今と違って密集の中でべちゃくちゃ喋っている

「クソ!俺は今から仕事なんだよ、どうせお前らは楽しいイベント後で興奮冷めやらぬままバスから降りて酒飲んだり、友達の家でゲームしたり、余韻に浸りながらいい夢みるんでしょうね!こっちは今日夢も見れませんよ!チッ!(実際には舌打ちはしておりません)」

と思いながらつり革につかまり荷物とコンビニで買った晩御飯の弁当を持ちながらバス揺られる

私の前で立っているのは、目つきの悪い明らかに後2、3年したらヤンキーになりそうな茶髪の男の子が友達と妹らしき女の子とイベントの話をしている

「こいつらも座りたいんだろうな、たまにキョロキョロ座席を見ているしあばよくば座ってやろうという根端であろう。席が取り合いになった時ややこしそうだし、席が空いてもまず様子見だな。めんどくさー」

と思いながらもバスは進めど進めどバス停で誰も降りない

「もう半分以上来ちゃったやんけ、この先で席が空いて座っても、この距離だけで座るってどんだけ座りたかったんだよこいつって思われるやろうし、もう座れないやん」

と諦めた

このまま夜勤か辛いな

誰が席譲るか

高速バスのイラスト

と、その時バスがバス停に止まり誰か降りるかと思えば

誰も降りず

「ってことはこの満員の中に誰か入ってくるってことか、それはやばい」

と、そこにおばあちゃんが押し車を持って乗って来た

そのおばあちゃんはもちろん座るとこもない上に、安全に立っておくための手すりもない上にもちろんつり革も届かない

ふらつきながら立ったいるおばあちゃん

「待てよこのままふらついてあの押し車があのヤンキーに当たったら、大変なことになるかもしれない」とヒヤヒヤしていた

誰か席をゆずる奴もいない

みんな自分の話に夢中である

これが現在の日本の現状なのか、譲り合いの精神はどこに!

とその時!

ヤンキー「オイ!」

私「キター(T . T)、ついに一番最悪なことになりそうだ、どうする俺、止めるのか、見て見ぬ振りか、どうしよう」

脱帽です

ヤンキー「オイ!お前ら席譲れよ!」

私「えっ?」

ヤンキーが怒ったのは座っている真面目そうなメガネ君達にであった

私「なにそれ、意外な展開!偉い、偉すぎる」

そして、なぜそのヤンキーがメガネ君達に注意をしたかと言えば

弱い者いじめ

ではありません

なにを隠そう、そのメガネ君達が座っていたのはバスの中の優先座席だったのです

メガネ君達はそそくさに席を譲り、おばあちゃんもヤンキーとメガネ君達に頭を下げ

ヤンキーもそれ以上は何も言わず元の会話の中に戻った

全て上手くおさまった

いや、

おさまってねーよ

数分前までも自分が恥ずかしくてたまらんわ

心の中でバスの中の客に舌打ちをしたこと

座れないことに苛立っていたこと

満員の中にさらに乗車してくる人がいることを嫌がっていたこと

ヤンキー君に勝手なイメージを持っていたこと

全てが暗い過去となりました

はあ、自分が情けない

そしてヤンキー君に本当に頭が下がります

本当に人を見かけで判断してはいけませんね

やはり人を判断する時は相手をよく知ってからですよね

この時からそれを心がけております

たまに

私も見た目で損をすることがありまして

というのも年の割にだいぶベビーフェイスでして

未だにお酒買うときとか、居酒屋で年齢確認されます

ちょっと傷つきます

そして、私はなんか素の顔していると怒っているように見えるとよく言われており

昔コンビニでバイトしていた時も

普通にレジで会計していたら、お客さんから

客「なんやさっきから、なんか文句あんのか!コラ!表出ろや!」

といきなり激怒された覚えがあります

私はこの客を店内に入って来た時はチラッと見ましたが

そりゃ店員なんですから客来たら見ますよ

その後その人がどこを通ってレジまできたかも知らないし

文句と言われても、何もこの客してないし

さっきからって言われても、この人がどれくらい店内にいたかも把握してないから

さっきっていつから?って感じだし

とりあえず「すみませんでした」と言ったがその客の怒りは収まらない

レジ内に入ってこようとするし、

結果一緒に入っていた先輩が一緒に謝ってくれて

ことなきを得た

見た目で損することもあるんですよね

先輩「今のサバンナの八木に似てなかった?」

私「確かに」

と先輩なりの慰めの言葉でした

ちなみサバンナの八木ではありません

その晩私がバイト先から帰った後

残って夜勤をしていた先輩は暴走族にレジで小銭を顔面に投げつけられたらしい

なんて日だ!

とにもかくにも、人を見た目で判断するのはやめましょう

少し暑くなってくるとあの暑い日の夜勤へ出勤するバスの出来事を思い出す今日この頃でした

ではでは

おやすみ

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