どうも、怒られて伸びるタイプの、小兎です
私の友人にひたすら褒めてくれる子がいます
すごく、気持ちよくて本当に一緒にいて心地が良いのですが
たまーに、そこ褒めるとこちゃうでって思ったり
また、その褒め方かえって違和感あるけど
みたいな時があります
褒められるのに、違和感って覚えるんですね
スロット
ある日、その友人とスロットにいきました
横並びで大好きなエヴァンゲリオンの台に座り
お互い「今日は勝って、美味しいものでも食べに行こう!」なんて気合い十分でした
そして、打ってるうちにまず私が当たりました!
よっしゃー!と思いきや
小当たり
あー、マジか、まーこっからこっからと気合いを取り直していると横で
友人が大当たりを引きました
この時点では投資額も少なかった2人は調子いいなぁなんて言いながら、ウキウキしてたんです
しかし、そのうち私は小当たりした分のメダルがなくなり、さらに野口先生を追加していく
何枚か野口先生を投入して
また小当たり
う~ん、これじゃプラスにならねーよ
なんて言ってたら、横でまた友人が大当たりしてる
おお!良い感じやん
と、負けてはいるが一応当たっている私はまだ機嫌は良い
ちなみに、
大当たりは7000円分くらいのメダル数
小当たりは3000円分くらいのメダル数
なので、大当たりすると割と当たった分のメダルで遊べて、その間に当たりが来るとさらにメダルが増える
小当たりだと、すぐにメダルがなくなって、追加の紙幣を追加せざるおえないことが多いのです
たまに小当たりでも、メダルがなくなる前に当たりが来ることもあるんですけどね
あ
というわけで、私はメダルがなくなっては紙幣を追加してからの小当たりの連続
友人は当たり数は少ないが一回一回が大当たり
当たりの数は私の方が倍くらい多かったんですけど、結局負け
友人は半分くらいの当たりで、勝ち
という結果に終わったわけです
そして、途方に暮れながら帰っていると友人がいつものように褒めてくれる
「めっちゃ当たってたし、当たりの引きよかったよなー、良い台引いたんやなー」
あ
いや、負けてますけど
いや、あなた勝ってますけど
気使ってくれてる?それとも無神経?
褒められてもお金は増えませんけど?
てな、具合の褒め上手の友人の話はまだあります
野球の試合
私は大学の時に草野球をやっていて、その友人も同じチームに所属してました
ある試合の日の成績
私、4打数1安打1四球
友人、4打数4安打、打点3
あ
帰り道その友人がまた褒めてくれる
「あのヒットめっちゃいい当たりやったよなぁ、選球眼もばっちりやったし、1番バッターとしては最高の仕事してるよな」
そう、私はその日1番ライトというイチローと同じ打順とポジションだったのです
しかし、結果はボチボチ
そして、1安打の当たりも特によかったわけではない
だが、褒めまくる友人はとにかく褒めてくる
あ
いやいや、あんたの方が成績いいですやん
1番の仕事?点数に繋がってませんけど
もっと違う時に褒めてよ
ちなみにこの日は楽勝に勝てて、私の成績が一番悪いくらい
そうか、慰めてくれてんのか
逆にへこむわ
すき家
ある日、私とその友人は2人で遠出をしており、帰りがすっかり遅くなり、時刻は夜中の12時を過ぎていました
若かった我々は、全然元気で楽しかった遊びの帰りということもありルンルン気分で車を運転していたのですが
小腹が空き出して、なんか食べる?ってなったんですが、時間も時間で開いてるお店も少なく、あまり帰る時間が遅くなるのも懸念して、牛丼でもささっと食べて帰りますか!となった
そして、1番近くにあったすき家に入ることにした
すき家だったら、メニュー頼めばすぐに出てくるし、長居することなく帰れるし、ちょうどよかったんです
私「お、すき家あるやん!入ろう」
というわけで入店
そして、2人は牛丼を頼み
ものの5分くらいで牛丼が運ばれてきた
私「やっぱり早くてすぐに食べれるからよかったな」
友人「ほんまやな、この店ええなぁ!」
と、店内をぐるりと見渡す友人
あ
この店ええなー?
あ
いやいや、すき家やから
何その、地元ならでは美味しいお店紹介してもらったみたいな反応
または、ちょっとオシャレなお店に気取ってきてみたような反応
あ
いや、すき家やから
「早い、うまい」を知ってて入ってるから
どんだけ見渡しても
すき家やから
知らんの?すき家
いや、知ってるでしょ
あ
もしかして、元気だったのは私だけ?
夜中で褒めるネジがだいぶゆるんじゃった?
だって、すき家やで?
牛丼食べるの初めて?
いや、絶対そんなことないやん
私がチョイスした店を褒めようとついに牛丼チェーン店褒め出したら、それはもう末期よ
すき家を否定してるわけじゃありませんよ
でも、すき家やから
あ
こいつ、腹減ってなかったな
話合わせてくれたんやな
なんて優しいやつなんだ
あ
なんかすんません
私に付き合ってくれて、無理矢理牛丼食べさせられて、尚且つお腹空いてないことと眠さを隠す為に、同調するつもりで褒めてくれたのね
もうそれはあなたの友人として、ちょっと悲しいよ
正直に言ってよ
腹減ってないし、眠いから早く帰ろうって
今でも仲良し
この友人とは30代半ばになった今でも仲良しです
今でもよく褒めてくれます
今はネジが外れることなく、コメントも大人になっております
何しろ、こういう存在は大事にしたいとこですね
この友人怒ったところみたことないんです
褒めるのも本人が1番負担かかってるんじゃないかな
もうちょい素直でいいのにね
友人が素直になれるような存在に私がなればいいのか
なれたらいいな
あ
というわけで
すき家やから
でした
ではでは
おやすみ
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