一番好きなキャラは二ノ宮亜美の小兔です
今日は私の大好きなあだち充先生の作品の中からオススメ3選を紹介
ちなみに、タッチとH2は省きます笑
ラフ
あだち充先生の作品では珍しい、水泳漫画ですね
昔、タッチやH2以外に何か読んでみようと手にとったのが、このラフでした
あらすじ
高校に進学した主人公大和圭介は同級生の二ノ宮亜美に「人殺し」といきなり告げられる
実家がお互い和菓子屋を営んでおり、祖父の頃からのライバル同士
亜美の祖父は、無くなる直前に「やまとに殺された」と告げ息をひきとるそんな祖父の言葉から亜美は圭介のことを恨み、なにかと嫌がらせをするのだが、ある日高校の寮の恒例行事で1日デートをすることになる二人
お互いに嫌がりながらも、徐々に距離を縮めていく二人
そんなところに亜美が兄のように慕う仲西弘樹が現れる
この仲西は水泳の自由形の日本記録保持者
亜美をきっかけに圭介にとって目標である仲西と知り合うことになる
そして、だんだんと亜美に惹かれていく圭介は仲西を目標でありながらも恋、水泳としてのライバルとして、認識し始めることに
そんなある日、一緒に出かけていた海で亜美が事故にあう
亜美を助けようと、同時に海に飛び込んだ圭介と仲西
先に亜美の元についたのは仲西であり、圭介は助けることができなかったことに落胆するしかし、最終話では日本選手権の決勝で仲西の勝負することに
仲西「さあ、亜美を助けに行くぞ」
このあとのカセットテープでの圭介の一言が胸をキュンとさせます
今まで野球のあだち充しか知らなかった私には、水泳という競技を題材にしたあたりが衝撃でしたね
だんだんと惹かれ合う二人に、絶対に結ばれないってわかる仲西が出てくるところがなんとも男心をくすぶります
そして、水泳をもっと真剣にやっておけばよかったとスポーツ面でも感化されるような内容も読みどころですね
なんか寮生活というのも、あだち充先生的な部分ですが、本当にこんなに青春なんですかね
寮とか生活してみたかったな
そう思わせてくれます
虹色とうがらし
これもまた珍しい、舞台は江戸だが、未来の話みたいです
まあ、江戸です
あらすじ
腹違いの七人兄弟、一番最後に兄弟に加わった主人公の七味ですが、後から兄弟に加わったということで菜種という超美少女の妹になぜか好かれない
そんな中、七人はお互いの母親の故郷を旅することに
ただ、旅するだけなのになぜか命を狙われる
そして、旅の途中七人のうち一人が兄弟でないことが判明!
菜種は、それが男前麻次郎(次男)だと願う
そうすれば結婚できるというのだ七人が旅する最後に誰が兄弟でないかが、わかることに
誰が兄弟でないかは予想つきますよね
このなんとも言えない兄弟間での恋愛がもどかしい内容になっています
これもまた、舞台は江戸という不思議な話が魅力をそそるところです
あだち充作でありながら、スポーツとはまったく無関係というところに惹かれ、買ってしまった漫画です
クロスゲーム
これは、あだち充先生の作品ではまだ新しいほうですかね
といっても、もう10年以上も前になりますか
これはやはり、あだち充先生の代名詞ともいえる、野球漫画ですね
あらすじ
主人公は樹多村光(コウ)
コウは小学生の時に幼馴染の若葉の妹である青葉の投球ホームに憧れてトレーニングを始める
しかし、青葉とコウは犬猿の仲であり、そんなコウを嫌いな青葉に拍車をかけるよに若葉はコウのことが大好き
若葉はある日、夢も見ました
それは、甲子園でコウがピッチャーで投げている姿でした、そしてキャッチャーはガキ大将でもあった赤石
その夢を見た若葉は、その日町内会のキャンプに出かけます
その道中で、偶然に赤石と会った若葉はその夢の話を赤石に話しますしかし、若葉はその後事故で亡くなってしまうのです
そして、数年後赤石らとともに高校入学と同時に野球部に入るコウ
そこでは、そこでは一軍に入るための選抜テストが行われ、合格しなかったやつはプレハブ組となってしまうのでしたコウたちはテストを受けなかったのでプレハブ組に
その後甲子園を目指して1軍とプレハブ組との試合が行われます
一度は1軍に負けるものの、そこから猛特訓をして、見事1軍に勝利します
一方で青葉ものちに野球部にはいるのですが、甲子園は男子のみの出場であり、女子野球をするかどか悩みます
また、同じ野球部に所属しているコウと青葉の犬猿の中は続きますが、少しずつコウの良さに気づいていく青葉
そして、青葉の理想の男性は「160kmのストレートを出す男」
コウは甲子園決勝前に、青葉に「160kmだす」と嘘をつくのです
この嘘がなんとも言えない甘酸っぱさが、あだち充先生らしいところなんですよ
読みどころとしては、今まで4番級の選手はライバルであり、相手チームにいたのがクロスゲームでは三木という強打者が同じチームにいるところ
さらに、ヒロインが初恋の相手の妹というところで、今までとは違う初恋の相手が事故でなくなったことで、コウの中にいる若葉と現実の世界の青葉との間で揺れるところもいいですね
そして、三木の兄と一葉姉ちゃん(若葉の姉)との恋の行く末も楽しめるところですよ
世界観
あのなんとも言えないほんわかしているのに、怒涛の恋愛が入りまじてくるあだち先生の世界観がいいですよね
なんか、喫茶店に行きたくなりますよ
はじめから主人公とヒロインがくっつくってわかっているのに、なぜかもっと先が気にさせられる感じがたまらないですよね
なんなんでしょうね、あの毎回同じような性格の主人公は
毎回似てるのに、毎回違うキャラを感じてしまう
それもあだち先生の才能なんでしょうね
最近では漫画の流行が偏ってるし、青春漫画みたいなのはあまり見かけなくなりましたよね(実際はあるのかな)
青春を思い出せてくれるといったら、私はあだち充だと思っています
ほっこりしたい、あの時のトキメキをもう一度
そんな雰囲気がいいですね
あ
また読み返してみよ
ではでは
おやすみ
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