ブログに全集中している小兎です
私、鬼滅の刃をはじめのほうしか知らないんですが、鬼滅の刃の映画ってそんなにおもしろいの?
なんか、すごい興行収入っていのうはニュースでよく目にしてたし、その時期は職場でも鬼滅の刃の映画を観に行ったかどうかの話で持ちきりだったのを覚えています
それを聞きながら、特に映画を観たいとは思わなかったんですけど、その職場の人同士の会話の内容がとても違和感だったことも覚えています
それって競争?なんのアピール?
職場は鬼滅の刃のファンの人が多くて、映画が上映されていた当時はその話題で持ちきりの人たちも多かったんですよね
まあ、観てない人もいるので、詳しく話せないっていうのもあるんでしょうけど
会話の内容が
同僚A「私、あのシーンで3回泣いたわ」
同僚B「私5回泣いた」
同僚C「え〜、私そこでは泣かなかったけど、あそこのシーンで5回泣いたわ」
同僚A「あー、あそこのシーンなら私泣きっぱなしだったからあんまり覚えてないわ〜」
あ
・・・・・・・・・
あ
泣く回数、競ってんじゃんーよ
あ
この「鬼滅の刃でどれだけ泣いたか競争」は映画を観に行く人が増えるたび、行われていました
これって一体なんのアピールなんでしょう
てか、回数いります?
「あのシーン泣けるよね」でいいんじゃない?
しかも、一つのシーンで5回泣くってどういうこと!?
一つのシーンで泣いて、泣き止んで、泣いてを繰り返すってこと?
おじさんには意味がわかりません
その場合って泣きっぱなしってことでいいでしょうか?
競う意味
そもそも競う意味ってなんなんでしょう?
自分の方が涙腺が弱くて、感情が豊かなんですって言いたいのか
それとも自分の方が鬼滅の刃のこと好きっていうことをアピールしたいのか
私の分析結果(勝手に)としては、どちらもあるのでしょう!
というか、単なる負けず嫌いですね
泣くことでも競い合いになってしまうのは、もうそれは負けず嫌いですよ
めんどくせーな、負けず嫌い
これはいわゆる自分に自信がないので、泣いた回数で相手よりも上に立とうしているわけですよね
では、誰が一番負けず嫌いか
あ
それは同僚Bですね
同僚Aが泣いた話をした後に、Aの回数を上回る数字を言った同僚Bが一番の負けず嫌いをいうことになりますね
そもそもAも泣いた回数言わなくてもいいんですけど
あ
そして、ここで面白いのが同僚Cの心理です
5回泣いたとBに言われたら、それ以上泣いたらさすがに大げさだと思われると思ったのか、違うシーンで泣いた話をしてきている
これはもうBに5回という数字をだされたことが悔しくて、悔しくて、悔しくてたまらなかったんだと思います
その後にくるAの「泣きっぱなし」攻撃
回数が消えました、なぜならこれに勝る回数はないからです
泣きっぱなし=終始感動
あ
はじめからこれでよくないですか?
回数言うから、ややこしくなる
感動したアピールで回数をいうのはやはり惨めですね
結果的みんなが超負けず嫌いです
会話の続き
この会話には続きがあります
同僚Aの「あそこのシーンは泣きっぱなしだったからよく覚えてないわ〜」の後
同僚B「あそこのシーンって泣くところあった?」
はい、出ました
冷める発言をすることによってBはまた違った角度から攻撃します
心理としてはたぶんこうでしょう
「お前たち単純すぎるだろ、なんでもかんでも泣いてんじゃねーよ。自分はちゃんと映画作成者の意図するところをくみとって、そこを見極めて泣いてるっつーの、泣けばいいっていう考えはまだまだ子供だな」といったところでしょうか
そう、自分の方が映画の主旨を理解し、なんでもかんでも泣くにつなげませんよ、という大人ぶることにより相手を上回ろうとするやつです
やっぱり、Bが一番きたねー
負けず嫌いがすごいですね
1週間後
そんな話が繰り広げられている頃、その話を聞いていた同僚Dが次の休みで鬼滅の刃の映画を観てきたそうで
この同僚Dは、A、B、Cよりも後輩なんですが
同僚D「観ましたよ、鬼滅」
同僚A「よかったでしょー」
同僚D「はい、私もあのシーンで泣きました、8回!」
あ
は?
あ
お前もういいよ、帰れー!
って感じですね
これはもう論外な後輩です
8回?
絶対に嘘です
8回泣く暇あったら、真剣に映画みろ!
あ
これはAも「あ〜そうなんだ〜」で終わりましたね
あ
あ
負けず嫌いの攻防戦、本当に面白くないですよね
聞いているこっちが腹ただしくなってきます
あ
てか、結局どんなシーンで泣いたの?
もうそろそろネタバレしてくれたもいいですけど
たぶん観ないし
あのシーンってどこ?
あ
あ
ではでは
おやすみ
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